「地球の未来を創造していくチームになる・・・」
それが私達の想いです。

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平成10年2月、その当時パンクロックとスケートボードをこよなく愛していた私(株式会社アイム 代表取締役社長 山口 哲 氏)が株式会社アイムに入社します。若干19歳でした。初めはアルバイト感覚で父親の仕事を手伝い、夜は趣味に没頭する毎日でした。今でも不思議に思うのは、高齢者の方々のお世話をさせて頂くこの仕事に対して、社会経験など殆どない私がなぜだか全く抵抗感を感じることもなく、自然と訪問入浴サービスという仕事に就けたことです。

もちろん、父親でもある社長(当時)の影響は大いにあったと思います。同じ車に乗って高齢者のお宅へお伺いし、父親から直接現場で仕事を教えてもらえたことは今でも貴重な経験体験として心に深く残っています。ただそれだけではなく父親が創業前に感じていたことを私も同じように強く感じていました。

こんなにも人に喜んでもらえる仕事は他にはない」

こんなにも人に喜んでもらえる仕事は他にはない」

訪問入浴サービスという仕事は、ボイラーや浴槽等が積んである専用車両に1チーム3名(入浴オペレーター、入浴ヘルパー、看護師)で乗り込み、1日7~8件のお宅に訪問します。最初の頃は道を覚えることで精一杯。道に迷いながらも何とか利用者様のお宅に到着するが、今度は作業手順を忘れているなんてことも度々。屋外でも水を扱うため、冬場は指先が切れて痛い、痛い。治った頃にまた切れて更に痛い。最初は本当に大変でしたが、利用者様はもちろんのこと、まわりの方々に支えて頂き何とか1人前に近づいてきたかなと思っていた頃、忘れられない出来事が起こります。

「太陽の光が眩しいくらいに降りそそぐ良く晴れた初秋」

「太陽の光が眩しいくらいに降りそそぐ良く晴れた初秋」

今日はどんな笑顔を見せて頂けるのかなと、運転席の窓を全開にしてまだぽかぽかと暖かく気持ちの良い風を浴びながらの運転。ワクワクしながら利用者様のお宅へ向かっていました。お宅に到着しチャイムを鳴らすとご家族が玄関先に慌てた様子で出てこられ
「ごめんなさい、お父さん、今朝、亡くなったの。急だったからお電話できなくて。」と。
まだまだ経験の浅い私には驚きと戸惑いで一瞬時が止まったように思えました。

「命は永遠ではない・・・」

「命は永遠ではない・・・」

亡くなられた利用者様は寝たきりの状態ではありましたが、私達がお伺いする度に
「待ってたよ。よろしくね。お湯は熱めだよ。」と
長い間人生を歩み続けてきた証であるその顔のしわをクシャクシャにして
いつも優しく迎え入れてくださいました。

「とびっきりの笑顔で、優しく迎えてくれていた」

「とびっきりの笑顔で、優しく迎えてくれていた」

当日も当り前のようにその笑顔を見せてもらえるものと思っていました。
突然のことに動揺しながらも何とか我に返り、最後にご挨拶をさせて頂きたいとお願いをしました。ご家族は快諾してくださり、入室させて頂くことに。
ご遺体はまだベッドの上にいらっしゃいました。入社して初めての体験です。お線香をあげさせて頂いているとご家族が、「お父さん、良かったね。お風呂のお兄さん達が来てくれたよ。
お風呂に入れてもらえるようになったから、綺麗になって逝けてよかったね。」その方に対する愛情とそれまでの感謝が心に染みわたるような声でご本人に話しかけられました。

このような時、ご家族に対してどう接していいかもわからず戸惑っていた私にはその声が天の声のように聴こえました。

「愛情と感謝・・・」 「寂しいけど嬉しい」

「愛情と感謝・・・」 「寂しいけど嬉しい」

なぜならご家族のお顔には悲壮感はなく、温かく優しさいっぱいの笑顔で話されていたからです。当然、悲しさや寂しさもあったと思います。
しかし、ご挨拶を終え私達が退室させて頂く際も、「有難うございました。最後は寝たきりだったけど、お風呂で綺麗にしてもらってお父さんはきっと天国で喜んでいるわ。
私達家族も本当に助かりましたよ。良かった、良かった。この後も頑張ってね。」と声をかけてくださり、手を振ってお見送りまで。

「優しい笑顔を拡げながら・・・」

「優しい笑顔を拡げながら・・・」

その時に感じた感覚を今でもはっきりと覚えています。利用者様だけではなく、ご家族にも喜んで頂いている。自分が人の役に立てたのだと。きっとこの時のこの体験が現在の私の土台になっているように思います。

「自分も人の役に立てたという事が、人生の土台に」

「自分も人の役に立てたという事が、人生の土台に」

昭和から平成に変わり数年経った頃、株式会社アイムの創業者であり現代表取締役会長の山口朗は、東京都日野市にあるタクシー会社に営業部長として勤務しておりました。
その当時、高齢者施設や障碍者施設等の送迎業務の委託を受けていた為、色々な方々との出会いがあり、また訪問入浴サービスという仕事があるのを知ったのもこの頃でした。
しばらくして、実際の現場を見学できる機会があり、そこで見た光景に衝撃を受けたのです。介助を行う若いスタッフの顔を見て、それまで全くの無反応であった高齢者の顔はほころび、スタッフが退室する際には、「また来てくれよ!」と嬉しそうに話されていたその笑顔が忘れられない。
こんなにも人に喜んでもらえる仕事は他にはないと確信し、当時の上司に介護サービス部門の立ち上げを提案。しかし、上司からのGOサインは出ませんでした。
半年ほど悩んだ結果、自らの力で介護サービスを提供する会社を興すことを決意。
当時45歳で会社を退職し、平成5年12月に株式会社アイムを創業しました。

「誰かの役に立ちたい」 「誰かの助けになることがしたい」

「誰かの役に立ちたい」 「誰かの助けになることがしたい」

八王子市南大沢を拠点にし、訪問入浴介護、訪問介護、福祉用具の貸与・販売を中心とした事業を開始。その後、着々と事業を拡大させていきます。
八王子市、多摩市、神奈川県大和市に営業所を構え売上高も順調に伸び、社員の数もどんどんと増えていきました。外見からは急成長に見えていたことでしょう。

しかし、平成26年の秋、その経営手法に歪が生じます。同族経営による負の部分が露呈し始めたのです。
その当時、私も役員に名を連ねておりましたが、組織を率いる力も知識もなくただ数字を追いかけること、また部下に数字を追いかけさせることしか意識をしていない状態でした。
当然、社員達のストレスや不満は溜まっていき、会社、組織内での信頼関係は悪化し続け、社員達は一人、また一人と退職をしていきました。

「このままでは・・・」 「何かを変えなければ・・・」

「このままでは・・・」 「何かを変えなければ・・・」

自分の狭い視野、低い価値観を押しつけていたこと、そのこと自体に気付けなかったこと、また社員達のことを想えていなかったことが原因でした。
このような思いが日に日に増していきました。私は将来リーダーとして、また経営者としてしっかりと務められるのか。
そんな不安で押し潰されそうになったある時、以前、先輩経営者に薦められ1年ほど通っていたある研修の事を思い出しました。

「もう一度学びたい」 「自分自身を成長させたい」「みんなを善い方向に導けるリーダーになりたい」

「もう一度学びたい」 「自分自身を成長させたい」
「みんなを善い方向に導けるリーダーになりたい」

そんな思いからリーダーとして成長する為に、経営者の為の研修を受講することを決意します。その研修で最初に学ぶ事は内省内観(自分自身と向き合う事)です。
組織内の信頼関係の悪化は、組織として機能不全を起こしています。
その気になる現実を引き起こしているのは、誰でもない自分自身です。
まず自分自身が、どのような世界観を持って言動行動をしているのかをしっかりと理解するということ。

「内省内観、自分自身に向き合って・・・」

「内省内観、自分自身に向き合って・・・」

そこで自分は何が出来て何が出来ていないのか、自分自身の蓋をして見てこなかった嫌な部分にもフォーカスをあてしっかりと向き合い、全ての体験から学んでいきます。
さらに仲間の考え方、価値観、信念を尊重し承認するということ。
真剣に取り組めば取り組むほど、本当に難しく辛く苦しいことも多くありました。

しかし、その困難に向き合うことによって、少しずつですが自分自身が成長し始めたという感覚を実感することが出来ます。
例えば今までだったら、怒りや焦りに任して言動していた事を、自然に穏やかに受け入れられるようになったり、話す事が苦手だと思い言えなかった事が、話せるようになったり、
小さな事の積み重ねが、実は大きな結果になる事を確信し日々コツコツ取り組めるようになってきました。

そしてこの学びを通じて気が付いたことは、誰にとっても成長するということは喜びであり、可能性を拡げる源泉になるということです。

「仲間達と心から繋がり、お互いを尊重し支え合うことが何よりも大切」

「仲間達と心から繋がり、お互いを尊重し支え合うことが何よりも大切」

現在、有難いことに経営幹部、社員達と共に学んでおります。
その学びの中にはチームビルディングという目的の為の登山研修がります。
会社の仲間達とチームを組み「山」に登るのです。
上司も部下も関係なく同じ登頂という目的、目標をもって自然の山に向き合います。
年齢や性別、体格や体力も違う仲間達と一緒に登っていきます。

「チーム全体で助け合い支え合いながら」

「チーム全体で助け合い支え合いながら」

自然の中では何が起きるかわかりません。実際、登山中に豪雨に見舞われたこともありました。それでもお互いに声を掛け合いながら登頂を目指します。
途中、膝を痛めた仲間や疲労で動けなくなった仲間もチーム全体で助け支え合いながら行動するのです。

 「本物のチームを創り、みんなで夢を叶えたい」

「本物のチームを創り、みんなで夢を叶えたい」

登頂すれば皆で素晴らしい景色と本物の達成感を味わえます。
そして、皆でまた新たな目標を持つことが出来ます。
しかし、その目標を目指すには、苦労して登って来た道を一度下り、そこからまた登って行かなければならないのです。天候によっては登頂を断念せざるをえないこともあります。
自分達ではどうにも出来ない外部要因が大きく影響することもあるでしょう。
その時、また皆で目標を立て、計画を練り、諦めることなく挑戦するのです。

私達がこのチームビルディング研修で学んだことは、登頂することだけが目的ではなく、チームワークがなければ何も成し遂げられないということ。
そして、チーム全体で同じ「VISION」に向かって手を取り合いながら進んで行けるということ。

「登山も仕事も同じ、こんなに素晴らしい働き方、生き方を仲間達と続け拡げていきたい」

「登山も仕事も同じ、こんなに素晴らしい働き方、生き方を仲間達と続け拡げていきたい」

そして何より嬉しいのは、山を登っているのは自分達のチームだけじゃないという体験です。
ご縁のある経営者の仲間達もみんな、それぞれ課題を持って、理想とするチームを創り社会の役に立ちたいと思い、共に切磋琢磨して学んでいます。
一緒に学んでくれている仲間達がいなければ、またそれをサポートしてくれる仲間達がいなければ、このように想うことは出来なかったでしょう。

皆同じような思いがあり、お互いの気持ちを心から理解し、会社という枠を超え助け合っています。
信頼出来る仲間とは、いったいどういうものなのか、体験を通じて学んだ事や、どんな時も支え合う仲間との出逢いが何よりの財産です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして学んだ体験を自分のチームにそして社会に拡げていきたいのです。
高齢化が進む中、人生の先輩方を一人で介護するのではなく、家族という枠を超えてサポートし合えるようなそんなチームに、社会になればと願っています。

「サポートし合える仲間がいる」

「サポートし合える仲間がいる」

入社から20年、代表取締役社長という責任ある立場に立たせて頂くまで色々な経験をさせて頂きました。試練も失敗もありました。
今はその失敗という経験が成長の糧になるということを知れるようになりました。それを教えてくださった今までに出逢った全ての方々に感謝をし、この先にあるどんな困難にも諦めることなく向かっていきます。

「未来へ向かって」

「未来へ向かって」

弊社の提供するサービスを通して、ご利用者様、ご家族様、その人生を共に生き繋がっている全ての方々が、心から豊かに思える生活を営むこと。

地域社会に貢献し、高齢者だけではなくこの国の未来を担う子供たちのため、より善い社会、より善い未来、より善い夢を創造していくこと。
これらが「地球の未来を創造していくチーム」になるために、私達が頂いた「使命」だと考えております。
IT技術の革新が大変な早さで進み、AIなどが大いに活躍をするようになった昨今、介護業界はもちろんの事、今現存する全ての業種において、「人が生き生きと働く明るい未来」をイメージすることは容易ではありません。

「私達は共に学び、共に成長し、喜びを共有していきます」

「私達は共に学び、共に成長し、喜びを共有していきます」

人間の中に秘められた無限の可能性、人の心の中にある無数の感情や閃きは人間ならではの力です。この「人間力」を修練し高めることにより、本当に心の繋がった、また相手の心に寄り添った最高のサービスを提供出来るものと考えております。

僕には夢がある。
すべての人々が幸せになるために・・・。
ここにいるすべての仲間達と共にとびっきりの笑顔で人生を歩み続け
出逢ったすべての人々の笑い声が世界中に響き渡り
そのエネルギーが太陽の光のように地球全体をぽかぽかと暖かく包み込む。
僕は信じている。
すべての人々は繋がれるということを。
僕には夢がある。
すべての人々が幸せになるために・・・。



最後まで読んで頂きありがとうございます。
感謝!


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